【PR】名古屋市立大西部医療センター、アライドテレシスの踏み台サーバー、無線LAN製品を導入
掲載日:

名古屋市立大学医学部附属西部医療センター(名古屋市)
アライドテレシス(東京・品川区)は10月15日、名古屋市立大学医学部附属西部医療センター(名古屋市)が、リモート保守時のセキュリティーリスクやアクセス管理負荷対策で、同社からサーバーや無線LANアクセスポイントなどを導入したと発表した。

「踏み台サーバー」と、Wi-Fi6対応無線LANアクセスポイント「AT-TQ6403 GEN2」を導入した。「踏み台サーバー」は、目的のサーバーにログインするための中継サーバー。西部医療センターでは、外部ベンダーが院内システムにアクセスする経路の一元管理で活用。認証、通信内容を厳格に管理することで不正侵入や情報漏えいのリスク低減に役立てる。
「AT-TQ6403 GEN2」は、IEEE 802.11ax規格に対応し、2.4GHz帯と5GHz帯の同時使用が可能な3ラジオ搭載無線LANアクセスポイント。最大で毎秒2.4ギガバイトの大容量・高速通信が可能で、院内全域で安定したWi-Fi環境を確保する。では、医療サービス向上のためのWi-Fi環境の拡充で採用した。
同センターでは、踏み台サーバーの導入後、外部ベンダーの院内システムへのアクセスを一元管理できるようになり、アクセス経路や認証、通信内容を統制できるため、不正侵入や情報漏えいのリスクを大幅に低減した。また、既存のネットワーク構成や認証設定を生かしつつ、すでに利用するネットワーク運用監視サービス「Net.Monitor(ネットドットモニター)」の監視体制の継続が可能になり、安定運用を確保しながらIT部門の管理負荷も軽減した。
また、「AT-TQ6403 GEN2」で、院内全域で安定したWi-Fi接続を実現した。導入にあたっては病棟を中心にサイトサーベイ(電波調査)を実施し、死角や干渉状況を把握して最適な配置を計画。その結果、電子カルテや部門システムへのアクセスがスムーズになり、回診時に携帯端末で患者情報の確認や記録入力を安定して行えるようになり、医療スタッフの業務効率向上につながった。
佐曽利隼大・名古屋市立大学医学部附属西部医療センター医事課情報システム係係長は「ネットワーク全体を改めて俯瞰(ふかん)し、構成を見直す良い機会になった。今回の刷新はトラブルなく進み、稼働後も大きな問題はなく安定している。現場の声も好評で導入効果を実感している」と話している。