【PR】病院のIT資産。まだExcelで管理してますか!?

 医療機関におけるIT資産管理の課題は、他の業界と比較して特有の複雑さがある。これは、医療機関の運営が、直接患者の安全や治療の質に関わるからである。

機微な患者医療情報などは、病院内だけのネットワーク(イントラネット)を利用し、事務処理などでは外部と接続できるインターネットを利用している。

また、ネットワークに接続されている機器もクライアントPCやネットワーク機器、検査用医療機器など様々であり、病床数1,000床規模の病院になると、ネットワークに接続された機器が1,500台以上利用されている場合もある。

近年、増えているランサムウェア攻撃の脅威もありエンドポイントセキュリティーの重要性が叫ばれる中、IT資産の管理は多大な労力とそれに伴うコストも大きくなっている。

IT資産管理とセキュリティ対策

 IT資産管理とセキュリティ対策は密接に関連している。IT資産管理は、企業が所有するハードウェア、ソフトウェア、ネットワーク機器などの全てのIT資産をリストアップし、追跡・管理するプロセスだ。これにより、どの資産がどこにあるのか、どのように使用されているのかを把握している。

セキュリティ対策においては、まず保護すべき対象を正確に把握することが必要であり、IT資産管理を通じて全ての資産を可視化することで、適切なセキュリティ対策を講じることができるのである。 尚、使用している全てのソフトウェアライセンスも管理するため、無許可のソフトウェアの使用を防止でき、未許可のソフトウェアがセキュリティホールを引き起こすリスクを低減できるのである。

多くの業界では、規制や標準に従うことが求められる。IT資産管理により、どの資産がどの規制の対象であるかも把握しやすくなる。これらの規制に準拠するための必要な手順やポリシーを実施し、継続的に監視・報告することができるのである。

また、インシデント対応においては、どの資産がどのシステムに関連しているかを明確に確認できるため、セキュリティインシデントが発生した場合、この情報を活用して迅速かつ効果的に対応し、被害の最小化と早期復旧を図ることに役立てることもできる。

このように、IT資産管理はセキュリティ対策の基盤となり適切な管理と可視化により、企業はより効果的なセキュリティ戦略を実施し、リスクを最小限に抑えることができるのである。

IT資産管理システム

IT資産管理を実施するにあたり、多くの企業や組織でIT資産管理システムの数入が進んでいる。ただ病院においては、まだ機器管理台帳などをExcelで作成し管理している施設も多いのではないだろうか。

IT資産管理システムは、企業や組織が所有するハードウェア、ソフトウェア、およびその他のIT資産を効率的に管理するためのシステムで、機器・システム・ネットワークの管理、ソフトウェアのライセンスや機器の契約・更新の管理。その他、セキュリティやログの管理など多くの機能を持っている。このようなIT資産管理システムを利用することで、病院においてもIT資産のライフサイクル全体を通じて、正確な追跡、管理、最適化が実現できるでろう。

IT資産管理システムも多くの製品があるが、今回はディー・オー・エスの「System Support Best1(SS1)」を紹介する。

機能も自由に組み合わせ

IT資産管理ツールSS1は、ITreviewカテゴリーレポート 『IT資産管理ツール』『ログ管理システム』(2024 Summer)において、顧客満足度No.1を獲得している。IT資産管理だけでなくデバイスの使用制限やセキュリティパッチの適用管理など、セキュリティ対策としても活用できるツールである。

特徴1 必要な機能のみを導入可能
基本機能は、資産管理機能として「機器管理」「システム管理」「ソフトウェア管理」「契約管理」。運用支援機能として「PC運用機能」「更新プログラム管理」「勤務時間管理」「SS1運用機能」があり、基本機能だけで一通りのIT資産管理に対応している。オプション機能は自由にお選びいただけるため、必要ない機能に対して無駄なコストがかからない。オプション機能としては、セキュリティ管理、ログ管理、運用支援オプションがあり、様々な機能を追加することが可能となっている。


特徴2 Excel調の管理画面で一元管理
SS1の管理画面は、ユーザーにフィットする「自由さ」と、管理できる「使いやすさ」をテーマに設計されている。ドラック&ドロップでの列の入替やチェックボックスによるフィルタリング、右クリックメニューからの操作など、慣れ親しんだOfficeソフトのような操作感覚で直感的に操作可能。初めてIT資産管理ツールを使う方でも親しみやすいユーザーインターフェースとなっている。


特徴3 IT資産設置状況も視覚的に分かりやすく管理・運用可能
機器管理・ソフトウェア管理・更新プログラム管理など、IT資産管理に必要な機能を【基本機能】として取り揃えている。また、各種ログ取得やデバイス制限管理、Microsoft365管理などは【オプション機能】で用意されている。IT資産管理のみならず、セキュリティ対策・労務管理など、組織における様々な課題を幅広くカバーできる。


特徴4 契約管理やインシデント管理など独自機能も充実
IT機器のリースやレンタル契約を管理できる【契約管理】、トラブル対応履歴を機器と紐づけて管理できる【インシデント管理】など、便利な独自機能を多数搭載している。【Microsoft365管理】によるTeams/OneDrive/SharePointの利用状況の把握や、Microsoft Intune連携によるスマートデバイスの管理など、最新のIT環境に対応した機能もそろっている。