インターホン工業会、ナースコールシステムの自主基準「GRSN」改定
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インターホン工業会(東京・品川区)は8月29日、ナースコールシステムの自主基準「GRSN」を9月1日に改定すると発表した。
今回の改定では、アラーム信号を発する医用電気機器などと連動するナースコールシステムに関する要求事項を新たに追加する。主な追加要求事項は、医療機器との接続方法、医療機器の機能・動作に与える影響、設定変更が可能な職員の限定の3つ。
インターホン工業会は、ナースコールシステムを医療機器のアラームと連動させる使われ方が増えつつある中で、固有の規格がこれまで国内に存在しなかったことから、自主基準「GRSN」を改定し、要求事項を追加することにしたという。
同法人では、2021年からGRSN適合登録制度を運用しており、適合が確認されたナースコールシステム製品にGRSNマークを表示。医療施設が製品選定する際の目安を提供したいとしている。