キビヤック、LINE活用し最短30分で処方薬を配達する薬局サービス開始

薬局サービス「Kiviaq」の利用イメージ

ヘルステックスタートアップのKiviaq(キビヤック、東京・港区)は12月2日、LINEで処方箋の処理と調剤を行い、自宅や職場などに処方薬を配達する薬局サービス「Kiviaq」を11月17日から正式に開始したと発表した。

サービスは、LINEで「Kiviaq」の公式アカウントを登録し、薬の受け取り方法の選択、発送先住所、電話番号、保険証などの情報の登録を行う。その後、対応医療機関で受診すると、キビヤックが服薬指導の案内をLINEで送付し、指導後に配送時間の指定を行い料金を支払う仕組み。

時間指定は60分ごとに行える。薬は調剤後、最短30分で患者に届ける。30分での配達は、東京の港区、中央区、千代田区の一部エリアで対応する。今後は、30分の配送エリアを段階的に拡大するほか、当日配送エリアの拡大、夜間・休日営業の拡充、薬の受け取り方法の多様化にも取り組む。