ファーマシフト、かかりつけ薬局化支援サービス「つながる薬局」をリニューアル
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かかりつけ薬局化支援事業のファーマシフト(東京・港区)は9月24日、患者がLINEで薬局への処方箋送信や薬相談などができるかかりつけ薬局支援サービス「つながる薬局」をリニューアルし、新仕様で提供を開始したと発表した。
具体的には、「UI(ユーザーインターフェース)・UX(ユーザーエクスペリエンス)の全面見直しとアクセシビリティの対応」「リッチメニューの改善」「処方箋送信機能の強化」「電子処方箋に対応したオンライン服薬指導」を実施した。
「UI・UXの全面見直しとアクセシビリティの対応」は、配色設計、文字サイズ、メニュー構成を一新。誰でも迷わず使える直感的なインターフェースに刷新した。特に、コントラストの明瞭化や文字サイズの拡大で視認性を向上し、すべての年代の方に見やすく、分かりやすい画面設計にした。また、今後も取り組みを継続的するために「ウェブアクセシビリティポリシー」を策定し、運用を開始した。
「リッチメニューの改善」は、日常的に使用する機能へ即座にアクセスができるよう、ボタンの位置、色、文言を見直し分かりやすく改善。新機能やサービス改善の内容を分かりやすく知らせるための専用の案内枠を新設した。

「処方箋送信機能の強化」は、操作ボタンの視認性を高めて直感的に操作できるように改善。薬局の営業状況による絞り込み検索を追加し、エリアごとに整理された都道府県検索、営業時間・対応サービスの表示も改善し、患者が薬局検索から処方箋送信までをスムーズに行える導線にした。

「電子処方箋に対応したオンライン服薬指導」では、電子処方箋に対応する医療機関と薬局を利用の場合に限り、これまで必要だった予約案内のプロセスを簡略化。LINEの公式アカウントのメニュー画面から、患者が自身のタイミングでオンライン服薬指導を申し込める。
同社は今後もUI・UXの継続的な改善と制度対応を両立させながら、患者が使いやすく、信頼できる薬局サービスの提供に取り組むとしている。