三井薬局、京セラの音声リアルタイム字幕表示システム導入、東北の調剤薬局で初

三井薬局での「Cotopat Screen(コトパットスクリーン)」の運用の様子

三井薬局(仙台市)は12月26日、京セラドキュメントソリューションズジャパンの音声をリアルタイム表示する字幕表示システム「Cotopat Screen(コトパットスクリーン)」を導入し、運用を開始したと発表した。、東北の調剤薬局での導入は初という。

「Cotopat Screen」は、話した言葉をリアルタイムで認識し、文字、図解、動画をスクリーンに表示することで、会話の聞き取りづらさを解消し、コミュニケーションを円滑にするシステム。三井薬局では、患者への薬の説明や健康指導を直感的で理解しやすい形での提供を目的に採用した。

三井薬局は、調剤薬局の運営を手掛けており、薬局でのDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進で、AI(人工知能)の来店者数予測やAIを使った採用面接システム、患者とのオンライン連携システムといったデジタルソリューションを積極的に導入し、調剤業務の効率化とサービス品質の向上に取り組んでいる。今回の「Cotopat Screen」導入は、その一環となる。