メドピア、薬局支援サービスのアプリダウンロード数が100万件を突破
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「kakari(カカリ)」の画面(イメージ)
医療機関支援プラットホーム事業などのメドピア(東京・中央区)は10月10日、提供している薬局支援サービス「kakari(カカリ)」で、スマートフォンアプリのダウンロード数が100万件を突破したと発表した。
「kakari」は、薬局と患者をつなぐ患者向けスマートフォンアプリ「kakari」と、薬局向けの「kakari薬局システム」で構成する。処方せん送信や店頭チェックイン、服薬フォロー支援、オンライン服薬指導支援、電子お薬手帳といった機能を提供。患者の待ち時間の短縮や服薬情報の一元管理、オンライン服薬指導から決済までが行える。2019年6月からサービスを開始した。
メドピアによると、薬剤師が電子版お薬手帳の利用で点数を算定する場合には、服薬管理指導料の算定要件に照らし合わせ、厚生労働省が「電子版お薬手帳ガイドライン」で必須と定めた機能を備える電子お薬手帳を使用する必要があるという。「kakari」は必須機能をすべて実装した。
一方、患者は「kakari」のアプリを活用することで「薬局での待ち時間が短くて済む」「対面だけでなくオンラインで薬剤師とより手軽にやり取りができる」「処方薬受取時だけでなく、その後も服薬指導を受けられる」といったメリットがあるとしている。同社では、こうした薬局と患者双方に利便性が高いことが受け、ダウンロード数を伸ばしたとみている。