InnoJin、住商と眼科オンライン診療プラットホーム開発、てのひら眼科が第一弾で導入
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順天堂大学発の医療ベンチャーのInnoJin(イノジン、東京・文京区)は11月18日、住友商事と眼科診療専門のオンライン診療プラットホームを共同開発したと発表した。
プラットホームは、眼科医が監修し眼科診療専門に開発したオンライン診療を提供する。問診情報とスマートフォンで撮影した目の写真で、眼科医師の診断を受けることができる。診察後に必要に応じて紹介状を発行し、対面診療を受けることも可能。また、必要な医薬品や処方箋は自宅などに送付する。専用アプリ不要で受診できる。
イノジンでは、医療過疎地域の患者のサポートや通院困難な患者への診療機会の提供などに役立つとみている。第一弾で、てのひら眼科(東京・文京区)が導入し、運用を開始した。
今後は導入する医療機関を広げるとともに、医療アクセスが限られる患者が安心して診療を受けられる環境も整備する。また、医療機関のニーズに応じた柔軟なシステム改善やサポート体制を充実にも取り組む。