DMM、離島・へき地の自治体や医療機関に無償オンライン診療導入サポートを開始
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DMM.com（東京・港区）は11月26日、医療法人社団のDMH（東京・港区）との連携事業「DMMオンラインクリニック」の無償導入サポートを、離島やへき地で巡回診療を実施する自治体と医療機関に対して開始したとを発表した。
「DMMオンラインクリニック」は、DMMとDMHが提携したオンライン診療プラットフォームサービス。DMHの医師がオンライン診療を行い、処方薬を配送するする。オンライン診療導入サポートでは、システム接続の支援や機器操作の講習、申請や届出対応のサポート、行政機関との調整などを行う。
DMMによると、離島・へき地では、常駐の医師や看護師などがいないケースが多く、限られた医療従事者が巡回診療などで患者の診療を行っている一方、医師の偏在で定期的な巡回診療の継続が難しい場合が多く、移動が医師の負担増加になっている課題があるという。
そして、その課題解決で、オンライン診療の導入を検討する医療機関も増えているが、診療体制を作るにあたり必要な届出対応の煩雑さや、IT、オンラインツール選定の難しさ、導入を推進するための人手やノウハウ不足などで、障壁を感じている医療機関が多いとしている。そこで、DMMでは、これまでのオンライン診療の経験を生かし、無償サポートを提供することにした。
