ウィーメックス、愛媛・東温市が遠隔医療「Teladoc HEALTH」導入、四国で初

レセプトコンピューターや電子カルテシステムなどを手掛けるウィーメックス(東京・渋谷区)は9月13日、愛媛県東温市がリアルタイム遠隔医療システム「Teladoc HEALTH(テラドッグ・ヘルス)」を愛媛県東温市を導入すると発表した。四国地方での導入と初という。

リアルタイム遠隔医療システム「Teladoc HEALTH」のラインアップ

「Teladoc HEALTH」は、専門医の少ない医療機関と遠隔地の専門医をオンラインでつなげる、リモート操作可能なリアルタイム遠隔医療システム。超音波診断装置などの周辺機器と接続することで、リアルタイムで患者の容体の把握が可能。また、遠隔地にいる医師主導で機器を操作することで診療をサポートする。

MaaS車両(上)と内観のイメージ
MaaS車両(上)と内観のイメージ

東温市では、市民の健康増進と地域振興を目的に実施する「とうおんスマートヘルスケア創出事業」の一環で導入した。タブレットモデル「Teladoc HEALTH Viewpoint」1台をMaaS(次世代移動サービス)車両に搭載し、公共施設や公民館で、市民向けオンライン健康相談などで活用する。

「とうおんスマートヘルスケア創出事業」は、愛媛大学や市内企業、医師会、歯科医師会などと連携し、最新デジタル機器の活用を促進する取り組み。市内公共施設や公民館、事業所などで、デジタル機器や技術を活用した健康増進事業を行う。