ノーススター、子どものオンライン診療「キッズドクター」お盆も診療

ノーススター(東京・中央区)は8月7日、小児対象のオンライン診療アプリ「キッズドクター」で、クリニックが休診になりやすいお盆期間中も毎日診察を行うと発表した。

「キッズドクター」は、子どもの健康や病気で不安を抱える保護者を対象にした、子どものオンライン診療アプリ。早朝や夜間、休日でも、自宅からスマホで医師の診察を受けることができる。オンライン診療のほかに、看護師によるチャット健康相談も行える。

「キッズドクター」で診察できる症状
「キッズドクター」で診察できる症状

オンライン診療では、ビデオ通話で医師の診察を受けることが可能。風邪の症状や腹痛、軽いケガや皮膚トラブルなど、幅広い症状に対応する。医師が必要と判断した場合は薬の処方も可能で、自宅近くの薬局で薬を受け取れる。診察には健康保険証、子ども医療費助成が適用され、サービス利用料など、診察費以外の費用はかからない。大人も受診できる。

チャット健康相談では、厚労省指針に基づき、病院が開いていない時間に、看護師チームが医学的判断が伴わない一般的な医学的情報提供や受診勧奨を行う。3カ月に3回まで無料で利用できる。

ノーススターによると、今年の夏は子どもの間で手足口病が大はやりしており、全国各地で「警報レベル」の報告が出されているほか、地域によってはヘルパンギーナやプール熱などの夏風邪や、水ぼうそう、おたふくかぜ、溶連菌感染症など、さまざまな感染症が流行中している。同社では、感染後は重症化を防ぐためにも、早めに医療機関を受診する必要があつとしており、このような状況を踏まえ、小児科の休診が多いお盆期間中も、「キッズドクター」で毎日オンライン診療を行うことにした。