アナムネ、オンライン診療で「オンライン血管性浮腫外来」開始

オンライン診療サービス「おうち病院」を開発・運営するアナムネ(東京・中央区)はこのほど、「おうち病院」の特化型外来で、血管性浮腫(むくみ)と遺伝性血管性浮腫の診断を専門医と連携するサービス「オンライン血管性浮腫外来」を開始したと発表した。

「オンライン血管性浮腫外来」は、「おうち病院」を基盤に、原因の分からない継続的な腫れやむくみ症状を抱える患者を対象として、オンライン診療で血管性浮腫や遺伝性血管性浮腫の可能性の一次診察を行い、診察情報と共に全国の専門医につなぐサービス。

アナムネによると、血管性浮腫や遺伝性血管性浮腫は、症状が発現する部位が四肢や唇などの皮膚症状として発現するケースもあれば、胃の痛みとして消化器症状で発現するケースもあるため、適切な診療科と医師の受診が難しい疾患とされており、正しい診断がされずに誤った処方を継続されることも多くみられるという。

そこで、同社では、こうしたケースに対応できるよう、受診時に適切な確認を実施し、その情報と合わせて専門医に紹介状や診療情報提供書を提供する「オンライン血管性浮腫外来」を開始したとしている。