EMシステムズ、オンライン服薬指導内容をAIで要約・患者にLINE送信

EMシステムズは3月30日、子会社のユニケソフトウェアリサーチ(東京・港区)、グッドサイクルシステム(同)と、オンライン診療・服薬指導用のビデオ通話ツール「Followcare Videocall(フォロケアビデオコール)」で、オンライン服薬指導の内容をAI(人工知能)が要約し、患者のLINEに送信する機能を2月24日に提供開始したと発表した。

AI要約・LINE送信機能は、患者同意の取得、服薬指導内容の録音、AIによる文字起こし・要約、LINE送信に対応する。

患者同意では、録音内容の利用目的などを明示した同意画面を表示するほか、患者の同意がない場合は録音機能を使えないようにし、プライバシーに配慮した。

オンライン服薬指導内容の録音は、ビデオ通話画面に実装された録音開始ボタンから録音を開始できる。最大15分まで録音が可能。録音開始・終了時には、薬剤師側・患者側双方に通知を表示する。

AIによる文字起こし・要約では、通話終了後、AIが会話内容を自動で文字起こしし、服薬指導の内容を要約する。生成されたテキストは、送信前に薬剤師が確認・編集できるようにし、医療情報の正確性を担保する。

薬局の管理画面(左)と患者のLINE画面のイメージ
薬局の管理画面(左)と患者のLINE画面のイメージ

LINEへの送信では、薬剤師が最終確認した後、「送信する」ボタンを押すことで、患者のLINEに服薬指導の要約が届く。患者はLINEで、いつでも服薬指導の内容を見返せる。

利用には「Followcare LINE連携」と「Followcare Videocall」の契約が必要で、追加料金はかからない。

EMシステムズでは、服薬指導の内容を見返せる形で残すことが重要とみて、会話内容を可視化しLINEで患者に届ける仕組みを開発した。