メドピア、基幹・中核病院向けウェブ予約申込の初診予約数が2万件を突破
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「やくばと病院予約」の画面イメージ
メドピアは12月23日、基幹病院と中核病院向けウェブ予約申し込みシステム「やくばと病院予約」で、患者の初診予約数が累計で2万件を突破したと発表した。
「やくばと病院予約」は」、基幹病院と中核病院の初診予約申し込みを、ウェブから24時間、365日で行えるシステム。診療科が細分化されている基幹病院や中核病院の予約業務に最適化した設計が可能。これまで電話やFAXでの受付が中心で、受付方法、時間が限定されていた、高度急性期病院の初診予約の課題を、ウェブ申し込みと既存の受付方法の併用できるようにすることで解決する。
システムは、2023年7月に提供を開始。1年後の2024年7月には1万件を突破。その後、4カ月で2万件を超えた。メドピアでは、導入病院数や利用患者の増加が予約数の加速につながったと分析している。
同社によると、「やくばと病院予約」を通じた予約のうち、約5割が一般的な病院の営業時間外となる17時~9時の間で、予約患者全体の年代は、約8割が50代以下の就業世代で占めているという。そのため、病院の営業時間中に電話をすることが難しい就業世代を中心に、受診機会の拡大が進むことが見込まれるとしている。