Medii、札幌医大と北海道・東北の医師にリウマチ性疾患オンライン専門医相談を提供

オンライン専門医相談サービスを提供するMedii(メディ、東京・新宿区)は9月12日、札幌医科大学附属病院(札幌市)と、リウマチ性疾患の早期診断・治療最適化の病診連携体制構築で協働すると発表した。

今回の協働では、北海道と東北地区の医師を対象に、リウマチ性疾患の診断や治療方針を「uRMD-NET」の専門医に無料でチャット相談できる「uRMD-NETコンサル」を提供する。

「uRMD-NET」は、リウマチ性疾患診療の質向上を目指すプロジェクト。札幌医科大学が日本リウマチ学会、ファイザーと医学教育プロジェクト助成「診断未確定リウマチ性疾患の病診連携モデル構築プログラム」に採択されたことで立ち上げた。

その活動の一環で、北海道と東北地区の大学病院の整形外科、リウマチ膠原(こうげん)病内科を中心とした専門医チームを構成。メディの医師専用オンライン専門医相談サービス「E-コンサル」を活用し診断未確定リウマチ性疾患のオンライン診療相談システム「uRMD-NETコンサル」を構築した。

メディと札幌医科大学は、リウマチ性疾患の早期診断・治療最適化の協働を通じて、地域医療の質の向上を目指すとしている。