和歌山県立医大病院、遠隔ICU運用でCROSS SYNCの生体看視アプリケーション導入
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(左から)井上茂亮・和歌山県立医科大学附属病院 救急・集中治療医学講座教授/高度救命救急センター長、田中正視・CROSS SYNC代表取締役CEO
横浜市立大学病院認定ベンチャーで医療向けデジタルソリューションなどのCROSS SYNC(クロスシンク、横浜市)は1月30日、和歌山県立医科大学附属病院(和歌山・和歌山市)が橋本市民病院(和歌山・橋本市)と行う、病院間で重症患者の診療をリアルタイムに支援する遠隔ICU(集中治療室)運用で、生体看視アプリケーション「iBSEN DX(イプセンディーエックス)」を導入したと発表した。

「iBSEN DX」は、重症患者の生体情報をリアルタイムに遠隔モニタリングできるプログラム医療機器のアプリケーション。ICUの専門医や看護師が離れた場所から患者の状態を把握できる。
遠隔ICUは、複数の病院が連携し、生体モニター、映像、電子カルテなどの情報をリアルタイムに共有して、集中治療専門医や看護師が、ベッドサイドの医療チームを離れた場所にいながら、診療面と看護面で支援する仕組み。日本では1つの医療機関が複数の医療機関を支援する病病連携で、新しい形として注目されている。
クロスシンクでは、和歌山県立医大病院の遠隔ICUの構築で、システム導入を始め、同社の運用支援部門が主導し、病院間の支援内容の詳細、KPI(重要業績評価指数)の設定、モニタリングの指導、遠隔支援のスケジュール提案などを行い病院間の遠隔ICUの運用開始を支援した。同社によると、遠隔ICUの自治体主導は日本初、西日本での運用も初という。