Dental Prediction、「auウェルネス」と連携した口腔機能維持・向上サービスを実証実験

歯科健康相談アプリのDental Prediction(デンタル・プレディクション、東京・港区)は4月17日、KDDIと、口腔(こうくう)機能の維持・向上サービス開発の実証実験を開始すると発表した。

実証実験は、デンタル・プレディクションのスマートフォンやタブレット端末で歯科医師へのオンライン相談や、クリニック予約ができるサービス「歯科の健康相談 mamoru(マモル)」と、ヘルスケアアプリ「auウェルネス」を連携して実施する。

第一弾で、4月から期間限定で「auウェルネス」の利用者がオンラインで歯の気になる諸症状を歯科医師にテキスト相談できる仕組みを構築し、早期の歯科医院受診を促す取り組みを行う。また、利用者へのアンケート調査を実施し、歯の健康と健康寿命の関連性や重要性など利用者の歯科知識向上を検証する。

デンタル・プレディクションでは、口腔機能は、食べ物をかみ砕く、そしゃく、飲み込む、のみ下す、発音や表情など、人が社会生活を営む上で必要な口腔の基本的機能で、口腔機能の維持と向上には、虫歯や歯周病などの治療だけではなく、予防の検診が重要と説明。

そのため、実証実験では、予防検診の環境を構築。加えて、歯周病などの口腔機能低下が原因といわれる脳卒中、心臓病、認知症、骨折・転倒などのリスクを減らす健康寿命延伸のサービス提供を目指す。