michiteku、がん患者向けに2つのモード搭載の通院日管理アプリ提供
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がん患者の治療サポートツールを手掛けるmichiteku(ミチテク、東京・中央区)は1月14日、がん患者向けの通院日管理アプリ「michiteku YOHA(よは)」提供を開始したと発表した。
「YOHA」は「日常記録(日常モード)」「通院予定の記録管理(通院モード)」のモード機能を搭載。モードの切り替えは自由に行えるため、利用者がその時々の気持ちや状況に応じた使い方ができる。
「日常記録」は、日々の暮らしの中で浮かんでくる思いやモヤモヤを気軽に書きとどめ、気分をリセットして日常生活に戻るための機能。最大200文字でメモを記録できるほか、最大4枚の画像添付や関連するウェブサイトのURLを保存が可能。利用者が考えを整理したい時や後で見返したい情報を記録する時に活用できる。
「通院予定の記録管理」は、治療や通院までの準備、医師に話したいことなど、通院に関する情報を記録と管理が可能。過去の通院履歴も振り返ることが可能で情報を一元管理できる。通院モードでは、その日にアプリを利用し通院しているユーザーの人数を表示。利用者に自分だけが治療に向き合っているのではないという安心感や共感を醸し出し、治療への不安を和らげるようにした。
アプリは会員登録をすれば無料で利用できる。ミチテクでは、がん患者が「必要な情報にだけ集中したい時」「治療のことを一時的に忘れて日常生活を楽しみたい時」のどちらにも対応できるような設計を行う一方、通院日当日には、通院モードに特化した特別な表示が有効にして、治療に専念しやすい環境を提供できるアプリに仕上げた。そのため、患者が自分のペースで治療に向き合いながら、無理なく日常生活とのバランスを保つことをサポートできるとしている。