ユビー、AI問診「ユビー」で受診メモ機能の提供開始

Ubie(ユビー、東京・中央区)は2月13日、一般向けAI(人工知能)問診サービス「ユビー」で、受診メモ機能の提供を開始したと発表した。

「受診メモ」は、AI問診「ユビー」との対話内容や、過去の健康データから、利用者が医師に伝えるべきポイントをAIが自動で要約・生成し、スマートフォンの画面で作成したメモを診察時に見せることで、医師へ症状などを伝えるのを支援する機能。AIが「いつから」「どのような症状があるか」「何が不安か」といった利用者が入力した情報を自動的に整理する。

受診メモ機能の画面イメージ
受診メモ機能の画面イメージ

「おなかがキリキリする」といった感覚的な表現も、医師が診断時に重視する「発症時期」「経過」「痛みの程度」といった医学的な文脈に沿って構造化するため、短時間で状況を正確に伝えられるという。

また、単なる要約にとどまらず、医学的な知見(データベース)に基づき、患者自身が気づいていない関連症状や、伝えるべき重要事項を、AIが補完する。

例えば、「頭痛」を訴える利用者には、AIが対話の中で「吐き気の有無」や「光への過敏性」などを確認。診断で重要になる場合は、自動的にメモに追加し、医師の判断に役立つ情報の網羅性を高める。

メモは、診察時にスマートフォンの画面で医師に提示するだけで完結するように設計されており、患者自身が手元で管理・確認が可能。待ち時間の間に自身の考えを整理するツールとしても活用できる。

ユビーでは今後、日常的に記録されるバイタル(生体情報)などのさまざまな健康データを「受診メモ」に自動で統合し、その中から診察時に特に重要な情報をAIが抽出・要約する機能などの開発も検討する。将来的には、かかりつけ医や医療機関と連携し、患者の同意を得た上で、機能を通じて診察前から情報を共有できる仕組みを構築することも視野に入れている。