ExaMD、EPファーマラインと業務提携、SaMDの販売スキーム構築
掲載日:

エクサウィザーズグループのExaMD(東京・港区)は7月24日、コンタクトセンターサービスなどのEPファーマライン(東京・豊島区)とプログラム医療機器(SaMD)の販売で業務提携契約を締結したと発表した。
ExaMDによれば、「SaMD」は、特性を最大限生かした販売や流通モデルが、まだ確立されておらず、スタートアップには全国の医療機関に対する営業網の構築、医療機関との契約や請求、債権管理体制の構築が大きな負担となっているという。同社は、こうした課題の解決で、EPファーマラインと、SaMDに最適化した効率的で機器に応じた柔軟な販売と流通スキームを構築した。

具体的には、プロモーションから医療機関との利用契約、利用料の請求、支払い管理の販売に関する全ての業務一気通貫で実行可能なデジタルサービスを提供する。サービスは、SaMDの開発や販売の生産性向上に役立つという。第一弾で7月1日に発売を開始した医療用AI(人工知能)歩行分析アプリ「LocoStep(ロコステップ)」の販売で構築した販売・流通スキームの運用を共同で始める。
今後はスキームの運用で得た知見を基に、ExaMDが開発する、そのほかのSaMDを始め、デジタルヘルスサービス全般に応用可能なプラットホームの構築を目指す。