イノマー、VCから4500万円の資金調達、片まひ者用歩行リハビリ着るロボット開発を加速

歩行リハビリテーション用ロボットを開発するINOMER(イノマー、奈良・奈良市)は9月5日、ベンチャーキャピタル(VC)のライトアップベンチャーズ(大阪市)から第三者割当増資で、4500万円の資金調達を行ったと発表した。

同社では、調達した資金を、協力医療機関で実証試験を行っている、脳卒中による片まひの人向け歩行リハビリ用着るロボットのプロトタイプ「プロトH」の開発に充てる。

ライトアップベンチャーズでは、脳卒中による片まひ者の数が年々増加傾向にある一方、昨今の人材不足の状況を背景に、リハビリや介護でロボティクスの技術を活用した介助やサポートを行う必要があるといい、ノイマーの開発するアシストスーツが、医療従事者の負担軽減と脳卒中による片まひ者の回復に役立つとみて出資を決めたとしている。