ExaMD、神戸大・西記念ポートアイランドリハビリ病院とAI歩行分析アプリ活用で共同研究

エクサウィザーズ(東京・港区)は4月8日、グループ会社のExaMD(エクサムディ、東京・港区)が神戸大学(神戸市)、西記念ポートアイランドリハビリテーション病院(同)と、医療用AI(人工知能)歩行分析アプリ「LocoStep(ロコステップ)」を活用した人工膝関節置換術(TKA)患者の歩行分析で共同研究を開始したと発表した。

今回の共同研究では、TKA患者を対象に、AI歩行分析が、どのような指標で、どの程度の臨床評価と結びつくのかを検証し、臨床的価値、有効性を確かめる。同時に、日常診療のワークフローに組み込みやすい評価手法も検討する。

エクサウィザーズによると、TKAは変形性膝関節症などに対する代表的な外科治療で、術後の歩行機能の回復は患者の生活の質に直結するという。

一方で、従来の歩行評価は高価な設備や広いスペース、専門スタッフや追加の業務時間が必要なため、TKA患者を対象にスマートデバイスやAIを用いた歩行分析技術で臨床研究デザインに基づいた有効性・安全性を検証したデータは十分ではないとしている。こうした背景を踏まえ、同社は、今回の共同研究を行うことにした。

今後は研究で得た知見を、終了後に倫理、法律、契約上の条件を順守したうえで、学会発表や論文などを通じて公表していくとしている。