カーブジェン、専門家とリアルタイム画像共有可能なクラウドAI画像解析プラットホーム

AI(人工知能)の解析技術サービスを提供するカーブジェン(東京・渋谷区)は11月7日、医療・研究機関向けにクラウドを使ったAI画像解析プラットホーム「CarbConnect(カーブコネクト)」の提供を開始したと発表した。

「CarbConnect」は、画像をリアルタイムでアップロードし、共有と分析することで、遠隔拠点にいる専門家との連携できる。連携はコミュニケーションツールを利用して容易に行える。クラウド上で安全な画像保存機能を設けており、インターネット環境があればどこからでも画像ファイルにアクセスできる。

複数人への画像共有時の画面イメージ

カーブジェンによると、研究や医療現場では、複数の専門家で画像を共有する際に、画像の共有方法に統一性がなく作業が遅延するという課題があったという。そこで、同社ではその課題解決で「CarbConnect」を開発した。

「CarbConnect」は現在、ディスク拡散法を使った薬剤感受性試験で阻止円形測定を自動測定可能なアプリ「ZOI(阻止円径測定)」と連携する。年内にはAI画像解析機能を実装したアプリとの連携するなど、今後もさらに多くのアプリケーションと連動していく予定。