CERCIT、東北大などと、麻酔教育アプリ応用した医療学習プラットホーム構築

東北大学発ベンチャーのCERCIT(サーキット、仙台市)は10月4日、東北大学病院(同)、東北大学電気通信研究所(同)、テンダ(東京・渋谷区)と、麻酔医療教育アプリ「Anesth-on-the-Go(アニスシー・オン・ザ・ゴー)」を応用し、東北発の医療学習プラットホーム構築を開始すると発表した。

「Anesth-on-the-Go」は、東北大学病院麻酔科、電気通信研究所が学際的研究で開発した、医療従事者や医学生を対象にした、シミュレーションゲームを通じて麻酔について学べるアプリ。全身麻酔に必要な薬剤や手技の手順、手術進行に伴い変化するバイタルサインの評価と対応を学習できる。

今回の医療学習プラットホーム構築では、「Anesth-on-the-Go」を、さまざまな医療分野の学習と研修プラットホームにテンダが再構築し、東北大、テンダ、CERCITが教育現場でアプリの検証と改善を進める。CERCITでは、プラットホーム構築を通じて、効率的な医療教育と共に、データを活用した医療教育の発展につながるシステム構築に取り組むとしている。