ウィーメックス、日本集中治療医学会学術集会にリアルタイム遠隔医療システム出展

PHCホールディングス(HD)傘下のウィーメックス(東京・渋谷区)は8月8日、日本集中治療医学会の「第8回関東甲信越支部学術集会」(8月24日開催)にリアルタイム遠隔医療システム「Teladoc HEALTH(テラドック・ヘルス)」のブースを出展すると発表した。

「Teladoc HEALTH」は、遠隔地にいる医師主導で操作が行え、リモート操作が可能なリアルタイム遠隔医療システム。超音波診断装置などの周辺医療機器と接続し、患者の容体を短時間で把握することが可能。システムの、「Teladoc HEALTH Mini Cart(テラドック・ヘルス・ミニ・カート)」は、19倍ズームと約266度の回転が可能な高解像度カメラを搭載しており、現場にいるように情報を取得できる。専門医の少ない医療機関と遠隔地の専門医をオンラインでつなぐといった使用を想定する。

「日本集中治療医学会 第8回関東甲信越支部学術集会」は、御茶ノ水ソラシティカンファレンスセンター(東京・千代田区)で開催。ウィーメックスはセンター2階ホワイエにシステムを展示する。

また、「集中治療におけるチームアプローチ:遠隔医療の可能性を探る」をテーマに、新津健裕・埼玉県立病院機構 埼玉県立小児医療センター集中治療科科長兼副部長を座長に招き、川口敦・聖マリアンナ医科大学小児科学講座小児集中治療科教授と、長井洋・国保水俣市立総合医療センター診療部長外科兼ICT医療推進センター長が講演するランチョンセミナーも行う。