on call、江東区医師会とオンコール代行を活用し、かかりつけ医の24時間在宅医療を支援

在宅医療機関向けオンコール(緊急時のための待機)代行サービスのon call(オンコール、東京・港区)は10月9日、江東区医師会と連係し、地域のかかりつけ医が24時間の在宅医療を行う体制の支援を開始すると発表した。

オンコールは今回の取り組みで、江東区医師会の在宅医療推進強化事業に参加する医療機関に対し、24時間態勢の医療サービスを支援する。具体的には、同社のオンコール代行サービス「ON CALL(オンコール)」を活用し、訪問診療を受ける患者の夜間や休日の緊急のオンコール対応を、かかりつけ医と連携して同社がサポート。江東区の患者が緊急時でも適切な医療を受けられるようにする。

「ON CALL」は、在宅医療機関向けの夜間や休日のオンコール代行サービス。患者からの電話に応対し、オンコールに所属する医師と連携しクリニックに代わって患者宅に往診する。オンコールでは在宅医療業界で課題となっている勤務時間外のオンコール対応や常勤医師の負担を軽減し、クリニックの人手不足の解消、離職率や採用と育成コストの削減が期待できるとしている。