エルピクセル、ジェイマックシステムと画像診断支援AIのPACS搭載と販売で提携
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エルピクセル(東京・千代田区)は11月13日、放射線部門システムを手掛けるジェイマックシステム(札幌市)と販売提携契約を締結したと発表した。エルピクセルの画像診断支援AI(人工知能)「EIRL(エイル)」を、ジェイマックシステムのPACS(医療用画像管理システム(PACS)「XTREK Series(エックストレックシリーズ)」とシステム連携する。

今回のシステム連携で「XTREK Series」のユーザーが、ボタン操作1つでシームレスに画像診断支援AI「EIRL」の解析結果を参照できるようにする。
2社は、販売提携でエルピクセルの画像診断支援AIをジェイマックシステムのAIソリューションのオプション機能で採用する契約を結んでいる。ジェイマックシステムでは、開発を進めるAI技術を取り入れたソリューションに「EIRL」を搭載し、PACS上でAIの解析結果をスムーズに参照できる機能を提供する。
エルピクセルは、パートナー企業のPACSに「EIRL」を組み込む施策に力を入れており、PACSメーカーのデータセンターに「EIRL」の設置やAPI(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)連携などのシステム連携に取り組んでいる。今回の提携で、PACSへの診断支援AIの導入企業を増やすとともにジェイマックシステムが持つ日本全国の販売網を通じて医療機関に画像診断支援AIの普及を広げる。