仏ゲルベ、九州大学病院と膵臓がん検出の画像解析AIソフトの性能評価を開始

医用画像ソリューションの仏ゲルベ(ヴィルパント)は5月19日、九州大学病院と、膵臓(すいぞう)病変の偶発的な検出を支援する画像解析AI(人工知能)ソフト「DUOnco Pancreas」の性能評価を行う臨床共同研究を開始すると発表した。

「DUOnco Pancreas」は、造影CT(コンピューター断層撮影装置)の検査画像上で偶発的に発見される膵臓がんの兆候を放射線科医が検出することを支援するAI画像解析ソフトウエア。ゲルべのグループ会社の仏イントラセンスが開発した。今回の性能評価では、膵臓がんの専門知識に定評のあるという九州大学病院が主に日本人の症例を対象に実施する。症例には早期の膵臓がん症例も多く含まれるとしている。