AIメディカルサービス、内視鏡画像診断支援システム「gastroAI model-G2」の販売を開始
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画像診断支援AI(人工知能)開発の(東京・豊島区)は5月8日、内視鏡画像診断支援システム「gastroAI model-G2(ガストロエーアイモデルジーツー)」の販売を開始したと発表した。

「gastroAI model-G2」は、早期胃がんと腺腫に画像上で類似した領域を検出対象にする。内視鏡検査機器から受信した胃内視鏡画像を解析し、画像上早期胃がんと腺腫が疑われる領域を検出し、汎用モニターに投影した胃内視鏡画像に矩形として表示する。また、音で観察者に通知することで、観察者に注意を喚起し、画像を解釈し病変を検出することを支援する。
AIメディカルサービスが行った性能評価試験では、熟練医が「gastroAI model-G2」を使用せずに読影した場合と、使用して読影した場合で、感度と特異度を比較した結果、熟練医に対しても感度が向上した。同社では今後も内視鏡AIの機能拡張と精度向上、対象器官の拡大に向けた研究開発に取り組むとしている。