DGS、リアルタイムで遠隔聴診が可能なアプリ発売
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医療機関向けシステム開発のデジタルグローバルシステムズ(DGS、東京・新宿区)は10月3日、医療従事者向け遠隔聴診アプリ「まかせてメディカ遠隔聴診アプリ」を発売したと発表した。
「まかせてメディカ遠隔聴診アプリ」は、患者と医師がアプリで同じルームIDを設定すれば、遠隔聴診を開始できるアプリ。患者の心音や肺音をリアルタイムで聞けるほか、聴診中に重要な音が聞こえた場合には、録音して確認したり、医療チームなどと共有したりできる。1カ月間は無料で利用が可能。
DGSでは、すぐに診察を受診できない高齢者や、地方、離島に住む在宅患者、災害時に災害現場と病院間をつないでの聴診といった利用を見込む。また、感染症発生時に医師がグリーンゾーンにとどまり、アプリで聴診を行うことで、二次感染を防ぎながら複数の医師が安全に聴診を行う活用も想定している。