ファーウェイ、AI画像診断支援などの「医療技術デジタル化2.0ソリューション」発表
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「HUAWEI CONNECT 2024」での発表の様子
中国通信機器大手のファーウェイ(華為技術)は9月24日、同社の法人向けICTソリューション展示会「HUAWEI CONNECT(ファーウェイ・コネクト)2024」で、AI(人工知能)を活用した診断支援ソリューション「医療技術デジタル化2.0ソリューション」を発表した
「医療技術デジタル化2.0ソリューション」は、医療ITベンダーが提供するアプリケーションと連携しAIを使った医療画像診断支援などを提供する。AIは画像の品質を即座に識別し、評価することが可能で、AI品質管理の精度は98%に達するという。
また、画像データのグメンテーション、検出、定量分析を行い、AI分析と補助診断を自動的に完了するため、見逃し診断率の減少を図れ、診断時間を40%の短縮ができるとしている。ファーウェイが開発したOS(基本ソフト)で動作する画像装置を知予することで超音波診断にも対応する。すでに瀋陽市の第四人民病院などの病院が導入する。
ファーウェイでは、基盤技術に焦点を当て、遠隔医療などのヘルスケア業界向けの特化型ソリューションを継続的に提供していく考え。同社では「今後数年間はデジタルとスマート技術がヘルスケアの高品質な発展を推進する重要な機会になる」(李俊風・副社長)としている。