EIZO、手術・内視鏡用の4K対応27型液晶モニター発売
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手術・内視鏡用27型4K液晶モニター「CuratOR(キュレーター)EX2742」
EIZOは12月10日、手術・内視鏡用の27型4K液晶モニター「CuratOR(キュレーター)EX2742」を2026年5月27日に発売すると発表した。価格はオープン。
「EX2742」は、横3840×縦2160ピクセルの4K UHDの解像度で、フルHDの4倍に相当する情報量の表示が可能。手術顕微鏡や内視鏡、手術支援ロボットなどに搭載された4Kカメラの映像を高精細に再現し、フルHDモニターでは識別しにくかった微細な部位も詳細に表示できる。
パネルは、発光効率の優れたLEDバックライト搭載しており、820cd/m2の高輝度を実現した。コントラストは2000:1の高コントラスト比で、暗部と明部の差を鮮明に描写が可能。オプティカルボンディング加工した保護ガラスと液晶パネル間の空気層を排除し、光の屈折率の差を抑え、外光の映り込みを軽減することで、暗部の白浮きを抑え、引き締まった黒色の表示を可能にして、手術室の明るい照明下でも高い視認性を確保した。
外部制御用に「S-232C通信端子」を備えており、外部機器からの操作や連携が可能。同社のメディカルイメージングレコーダー「CuratOR MIR-1」と接続すれば、レコーダーが手術映像を録画中であることをモニター画面上に赤いアイコンで表示。モニターから視線を外すことなく、録画状態を把握できる。