プレシジョン、カルテの下書きを作成する診察室向けAI音声入力アプリ

診療支援システムのプレシジョン(東京・文京区)は7月15日、診察室向けAI(人工知能)音声入力アプリ「今日のAI音声認識」を7月25日に正式リリースすると発表した。

「今日のAI音声認識」は診療中の会話をリアルタイムで音声認識しカルテ下書きを自動作成後、電子カルテへ自動入力できる米アップルの基本ソフト「iOS」向けアプリケーション。

診察室の机上に置いたiPhoneで医師と患者の会話を録音し、その内容から生成AIがカルテ下書きを自動作成する。メーカーに依存することなく、データは全ての電子カルテで利用が可能。カルテ記載の時間と業務負荷を削減できるという。

アプリはクラウド版に加え、完全オンプレミス版でも提供。医療機関のニーズに応じて柔軟に導入できるようにした。