ファインデックス、ゴーグル型視線分析型視野計の販売でキヤノンメドテックサプライと契約
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視線分析型視野計「GAP-screener(ギャップスクリーナー)」
ファインデックスは7月11日、キヤノンメドテックサプライと、ゴーグル型の視線分析型視野計「GAP-screener(ギャップスクリーナー)」の販売契約を締結し、7月から販売を開始したと発表した。
「GAP-screener」は、健康診断時のオプション利用などを想定した、暗室不要の他覚的視野検査装置。本体にヘッドマウントディスプレーを採用することで持ち運びを容易にした。車いすに座ったままなど、場所を選ばずに検査ができる。
ファインデックスが販売契約を結んだキヤノンメドテックサプライは、眼科領域と健診領域に強みを持ち、全国の医療機関や医療器械販売会社などに、医療機器やソリューションを販売する。
同社では、キヤノンメドテックサプライの販売ネットワークを通じて、健診施設や人間ドックなど、病院やクリニック以外の医療関連施設で機器の導入拡大を見込む。導入が進むことで、多くの人々が、より手軽に視野検査を受けられる環境が整備され、緑内障の早期発見と治療を始め、そのほかの視野疾患の啓蒙活動にも役立つとしている。
今後はキヤノンメドテックサプライと販売体制を強化するほか、ゴーグル型の特長を生かした視野検査以外の検査方法を確立し、医療や健診で活用する取り組みも進める。