富士フイルム、CT読影レポート所見アラートなど搭載の「SYNAPSE SAI Report構造化機能」
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富士フイルムは4月1日、読影業務支援のビューワ一体型読影レポートシステム「SYNAPSE SAI Report(シナプスサイレポート)」のオプションで、CT(コンピューター断層撮影)の読影レポート記載の所見文と画像解析結果の矛盾をチェックなどが可能な機能「SYNAPSE SAI Report構造化機能」の提供を開始すると発表した。富士フイルムメディカルを通じて販売する。
「SYNAPSE SAI Report構造化機能」は、独自開発の医学文章に最適化した独自の自然言語処理技術「読影レポート構造化AI」を導入し、医師が記載したCT(コンピューター断層撮影)検査の所見文を構造化し、作成されたレポートをデータベースに保存する「レポート構造化エンジン」を搭載した。


「レポート構造化エンジン」は、レポートに記載した所見文に含まれる、「結節」などの所見、「左肺S6」などの解剖、「境界明瞭」などの性状、「転移性肺がん」などの診断、径2㎝などといったの測定値の用語を「読影レポート構造化AI」で抽出し、所見ごとに整理し、「肝細胞がんをHCCと記載する」などの表現の違いを吸収した構造化データベース(DB)に蓄積する単語としてテーブル形式のデータベースに蓄積できる。
また、画像診断ワークフロー支援の読影ビューワ「SYNAPSE SAI viewer(シナプスサイビューワ)」の画像処理結果と所見文の矛盾をチェックしてアラートを表示する「所見アラート機能」、所見ごとのレポート構造化データを内容に応じて、折れ線グラフやレーダーチャートなどのマルチメディアで直感的に表現する「マルチメディアレポート」、構造化したデータから、過去所見、研究や症例の検索を可能とする「構造化データベース検索機能」も備える。

機能は、追加のハードウエアが不要。読影レポートとビューワが一体のワークフロー支援機能を備える基盤システム「SYNAPSE SAI Report」のサーバーだけで利用できる。