HOKUTO、日本臨床腫瘍学会と医療情報発信で業務提携、学会公式アカウント運用

医師向け臨床支援アプリ開発のHOKUTO(ホクト、東京・渋谷区)は9月27日、日本臨床腫瘍学会(JSMO、東京・港区)と、8月14日付で業務提携したと発表した。

今回の提携で、ホクトは、医師向け臨床支援アプリ「HOKUTO(ホクト)」で、日本臨床腫瘍学会の公式アカウントの運用を9月10日から開始する。アカウントでは学会情報や、講演会のお知らせ、ガイドラインの紹介、専門医の解説記事などを配信する。

「HOKUTO」は、医学情報の「入手」「保存」「検索」が1つでできる医師向け臨床支援アプリ。エビデンスに基づいた医学情報を提供しており、多忙な医師が膨大な医学情報の中から必要な情報を見つけ出す負担を軽減する。

ホクトは、これまで特にオンコロジー領域(腫瘍学)の医学情報の充実に注力してきたが、医師会員が10万人を超えたことを受け、「HOKUTO」が臨床現場でより役立つアプリにするため、専門的で正確な医学情報の掲載を重要視していた。一方、JSMOでは、特に未来の臨床腫瘍学研究を担う若手医師への情報発信が課題となっており、両者の思惑が一致し業務提携に至った。