Medii、協和キリンとFGF23関連低リン血症性くる病・骨軟化症における協業を開始

Medii(メディ、東京・新宿区)は8月19日、協和キリン(東京・千代田区)と協業し、FGF23関連低リン血症性くる病・骨軟化症の早期診断と最適治療を促進する取組を開始すると発表した。

FGF23関連低リン血症性くる病・骨軟化症は、FGF23というホルモンの過剰な働きにより、体内のリンが尿中に過剰に排泄され低リン血症となり、その結果として骨の石灰化が妨げられることで骨の形が変わったり、痛みなどの症状が現れたりする非常に希少な疾患。

今回の取組で、同社はオンライン専門医相談サービス「E-コンサル」で、くる病・骨軟化症に知見を持つエキスパート専門医チームを発足し、主治医向けの相談窓口を開設した。

FGF23関連低リン血症性くる病・骨軟化症に関する医師向けwebサイトで主治医に対して疾患啓発を行う。実際に悩ましい症例がある場合は、「E-コンサル」を使って主治医がくる病・骨軟化症のエキスパート専門医に無料相談できる環境を構築することで、早期診断と最適治療の促進を図りたいとしている。