YAMATODA、日本ストライカーのAED「ライフパックCR2」「サマリタン」販売開始

(左から)「ライフパックCR2 オートショック」と「サマリタンPAD 360P オートショック」

YAMATODA(ヤマトダ、東京・千代田区)は8月8日、認定代理店を務める日本ストライカーのAED(自動体外式除細動器)「ライフパックCR2」と「サマリタン」の取扱いと販売を開始すると発表した。

「ライフパックCR2」は、本体のふたを開けて、すぐに傷病者に装着できる「クイックステップ電極」を搭載したAED。エネルギー出力が最大360ジュールまで漸増するよう設計されており、迅速で効果的な除細動が行える。

(左から)「ライフパックCR2 オートショック」、クイックステップ電極、ソフトキャリーケース
(左から)「ライフパックCR2 オートショック」、クイックステップ電極、ソフトキャリーケース

Wi-Fiを通じてクラウド上で傷病者データと製品の保守管理情報を一元管理する機能や、外国語対応、未就学児モードへの切り替え、騒音下でも指示音声を聞き取りやすいクリアボイステクノロジーなど機能を搭載した。「ライフパックCR2 オートショック」では、オートショック機能も装備した。

一方、「サマリタン」は用途に応じて「PAD 350P」「同450P」「同360P」の3機種を用意。特に「PAD 360P」は、日本で初というオートショックAED。救助者の介入によるボタン操作を必要とせずに傷病者に適切な電気ショックを与えられる。

(左から)「サマリタンPAD 360Pオートショック」、パッドパック、キャリーケー
(左から)「サマリタンPAD 360Pオートショック」、パッドパック、キャリーケー

「オートショックAED」は、心停止状態にある傷病者の心電図を解析し、電気ショックが必要と判断した場合に、救助者が電気ショックボタンを押すことなく適切なタイミングで電気ショックを与えるAED。救助者が電気ショックボタンを押すことをためらって適切な電気ショックが行われないリスクの低減と、救助者の心理的負担の軽減を目的に開発された。