AIデータ、医療現場の意思決定支援AI搭載プラットホーム「AI Hippo」を提供開始

AI(人工知能)クラウドデータ事業などのAIデータ(東京・港区)は3月30日、医療AIなどを手掛けるメドテックグループ(同)と技術提携し、医療現場での意思決定を支援するAI機能「医療Loop(Medical Loop)」を搭載したAIプラットホーム「AI Hippo(エーアイ・ヒポ)」の提供を開始したと発表した。

「AI Hippo」は「診療ガイドLoop」「診療ログLoop(SOAP連携)」「Chat Hippo(院内専用AI参謀)」「ドライブLoop(医療知識循環基盤)」などの機能を備える。

「診療ガイドLoop」は、診療内容や文脈に応じて、信頼性の高い医学情報を提示することで医療者の意思決定を支援する。「診療ログLoop(SOAP連携)」は、音声から診療録や看護記録を自動生成し、診療内容を構造化。蓄積したデータを基にサマリーを作成する。

「Chat Hippo(院内専用AI参謀)」は、医療従事者が診療や業務に関する疑問を相談できる機能。機能は院内のセキュアな環境で動作し、データは外部学習に利用しない。「ドライブLoop(医療知識循環基盤)」は、院内で得た知見を蓄積・共有し、次の診療へ還元する知識基盤になる。

AIデータは、医療者の意思決定を支える環境の整備、診療の質の均一化・高度化、医師・看護師などの医療従事者の教育・育成支援、診療・看護データの蓄積による知識の共有と再活用、医療データの経営への活用といった導入効果を見込む。

今後は、病院全体の診療・運用を支えるAI基盤の構築や医療データ基盤との統合によるデータの蓄積・可視化・分析機能の提供も進める。