GMOヘルステック、医師の文書作成支援AIに音声入力機能を追加
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GMOヘルステック(東京・渋谷区)は1月15日、クリニック向けITシステム「AIチャート byGMO」で、AI(人工知能)がカルテや紹介状などの文書作成支援する「AIアシスト」に、音声入力機能を追加したと発表した。
「AIチャート byGMO」の「AIアシスト」は、医師の文書作成を支援する機能。新たに追加した音声入力は、診察中の医師と患者の会話をAIが自動で文字起こしすることで記録漏れを防止する機能。医師がPCの画面ではなく患者と向き合いながら、丁寧な診察を行うことを可能にする。

また、書き起こされた内容は、ボタンを押すだけで診療録の記載形式の「SOAP形式」に変換できるほか、紹介状に転記可能な形式に要約することもできる。そのため、医師の文書作成にかかる時間を短縮できるという。
「AIチャート byGMO」は、患者がクリニックを検索し診療を予約できるサービス「GMOクリニック・マップ」からの集患をはじめ、予約管理、ウェブ問診、オンライン診療、オンライン決済など複数の業務の一元管理が可能な医療プラットホーム。AIを使った院内業務の省力化と自動化ツールも提供する。2025年の春にはレセコン一体型のクラウド電子カルテのリリースも予定している。