アドバンスト・メディア、医療現場向け記録作成支援サービス最新版の提供開始

「AmiVoice iNote Lite(アミボイスアイノートライト)」の画面イメージ

アドバンスト・メディアは12月4日、医療現場向け記録作成支援サービス「AmiVoice iNote Lite(アミボイスアイノートライト)」の最新バージョン「1.3.0」の提供を開始すると発表した。

「AmiVoice iNote Lite」のシステム構成
「AmiVoice iNote Lite」のシステム構成

「AmiVoice iNote Lite」は、アップルのOS(基本ソフト)「iOS」を搭載した機器を活用し、医療現場の記録作成を支援するサービス。同社の医療向けAI(人工知能)音声認識ワークシェアリングサービス「AmiVoice iNote(アミボイスアイノート)」の機能の一部のを利用した、コンパクトなシステムで構成する。

サービスは、インターネットを介することなく、機器だけで音声認識を使って記録を作成し、ブルートゥース経由で診療端末などに記録の転送や貼り付けが可能。そのため、外出先でメモの作成や写真撮影を行い、病院内に戻って電子カルテなどに記録を転送するといった使い方ができる。

最新バージョンでは、写真機能のカメラフォーカス、利用期限切れメッセージの表示機能、MDM(モバイルデバイス管理)配信の対応機能を追加。UI(ユーザーインターフェース)の調整も行った。

カメラフォーカスは写真撮影画面でフォーカスを手動で合わせられる。利用期限切れメッセージの表示では、利用期限(契約期限)が切れる30日前と14日前に確認メッセージが表示する。MDM配信では、サービスを導入している場合に、アプリ配信時にアプリ固有の設定値の配布をできるようにした。