アドバンスト・メディア、医療AI音声認識WSサービスに患者選択の履歴機能など追加
掲載日:
アドバンスト・メディアは11月1日、医療向けAI(人工知能)音声認識ワークシェアリングサービス「AmiVoice iNote(アミボイス・アイノート)」の最新バージョン「1.7.0」の提供を開始すると発表した。
「AmiVoice iNote」は、モバイル音声認識を活用した入力支援機能、院内SNS機能、業務量モニタリング機能を備えたオンプレミス型ワークシェアリングサービス。認識精度の高い医療向け音声認識辞書の使用に加え、写真、動画、診療に特化したスタンプ機能で手軽に記録を作成し、保存ができる。データはチャット形式で時系列順に保存し、PC専用ソフトから電子カルテシステムなどに転送できる。
最新版では患者選択機能で履歴、音声メモ機能で録音時間表示、カメラとバーコード読み取りでカメラフォーカス機能を追加した。
履歴機能は、患者選択履歴の確認ができる。最大30名分の患者選択履歴を表示し、履歴から患者を選択し直すことも可能。録音時間表示は、音声メモ機能を使用時に、残りの録音可能時間を確認できるようにした。カメラフォーカスの追加では、カメラ撮影画面やバーコード読み取り画面でピントを手動で合わせることを可能にした。
そのほか、種別CSV出力機能タブを追加し、詳細な利用状況データの抽出を可能にした。選択した条件に一致するデータ件数情報をCSVファイルで出力できる。スタンプの種類も追加。新たに12種類を加え、98種類から110種類まで増やした。