コーワ、粉じん捕集効率99.97%の医療機関向け自動清掃ロボット発売
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自動清掃ロボット「C30CR(シーサーティーシーアール)」
生活家電クリーン事業などのコーワ(愛知・あま市)は11月12日、粉じん捕集効率が99.97%の医療機関とクリーンルーム向けに特化した自動清掃ロボット「C30CR(シーサーティーシーアール)」を11月19日に発売すると発表した。販売代理店を通じて提供する。
「C30CR」は、5本のブラシで細かなゴミを逃さず捕らえることが可能。吸い込んだゴミは、ダストパックを通過した空気はHEPAフィルターを通って、「ISOクラス5」のクリーンルーム環境にも適した清浄空気で排気する。粉じん捕集効率は99.97%を実現した。
ロボット下部は、隙間を可能な限り埋めることで、ロボットの内部を陰圧状態にして、外部への空気漏れを防止する。排気エリア周辺にエアーリターン構造を採用し、排気の内部への逆流を防いだ。
また、排気口やフィルター部分などの隙間は、パッキンやネジ構造で密閉しており、汚染空気の漏れを防ぎ清浄空気のみを排出する。ロボットは、コーワと日本エアーテック、キーンオンロボティクスで共同開発した。