NejiLaw、医療施設向けAi自律走行ドローン搭載型のウイルス除去装置を開発

Ai自律走行ドローン搭載型Dr.AiR UV-C DAR-1

産業用締結部材開発などのNejiLaw(ネジロウ、東京・文京区)は3月5日、ITサービスのインフォファーム(岐阜・岐阜市)、ロボットメーカーのQbit Robotics(キュービット・ロボティクス、東京・千代田区)と共同開発した医療施設向けウイルス除去装置「Ai自律走行ドローン搭載型Dr.AiR UV-C DAR-1」を開発したと発表した。

「DAR-1」は、広い病院施設内などを対象に、AI(人工知能)を使って自律走行しながら、施設内の空気を連続的に吸気して、病院内の気中に浮遊するウイルスや細菌を瞬滅すしていく巡回システム。院内感染の防止促進を目的に開発した。正式な発売は今後詰める。

ネジロウは高度締結部材の開発や、建設現場などで完成までの状態を把握できるマルチセンシングネジ型IoTデバイス「smartNeji」を使ったを遠隔状態モニタリングプラットホームの提供などを手掛ける。また、長野赤十字病院、大同病院、北里研究所、北里大学、名古屋大学と、気中ウイルス除去装置「Dr.AiR UV-C」の病院施設内での新型コロナウイルス感染抑制効果の大規模流体解析と実証検証の共同研究も行っている。