MG-DX、調剤薬局特化型の接客AIエージェントでCGアバター版を提供
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サイバーエージェント子会社で医療AI(人工知能)事業のMG-DX(東京・渋谷区)は6月10日、調剤薬局特化型の接客AI(人工知能)エージェント「薬急便 遠隔接客AIアシスタント(エーアシ)」でCGアバター版の提供を開始すると発表した。
「薬急便 遠隔接客AIアシスタント」は、薬局の受付業務の人手不足解消と業務の省力化を目的に開発された接客AIエージェント。エージェントはロボットアバターで提供する。ロボットアバター版の初期導入では、受付利用率は74%、受付完了までの平均所要時間は45秒の実績という。
新たに提供する「CGアバター版」は、PC内蔵のタッチディスプレーだけで導入が可能なAIエージェント。無人受付や患者への声かけなど、ロボットアバター版と同等の機能を備える。大きく見やすい画面設計とシンプルな操作導線の採用で、高齢者でも直感的に利用できるユーザーインターフェースを実現した。
短期間で少人数体制でのトライアル(試行)を希望する現場にも対応可能な柔軟な構成になっており、初期投資を抑えながら運用効果を検証したい薬局や、設置スペースの確保が導入の障壁となっている小規模店向けに販売する。