メドコム、病院専用スマホに二要素認証機能を追加、iPhone対応も開始
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病院専用スマートフォンを手掛けるメドコム(東京・港区)は3月28日、医療機関専用スマートフォン「メドコム」に二要素認証機能を4月から追加すると発表した。厚生労働省の医療情報システムの安全管理ガイドライン「医療情報ガイドライン」に対応する。また、米アップルのiPhoneの対応も開始することも発表した。
スマホとアプリケーションが一体となったサービス特性を生かし、「医療情報ガイドライン」に準拠した二要素認証の機能追加した。認証カードをスマホにかざすと、ひもづいたIDが自動入力され、その後にパスワードを入力すればログインが完了する。

厚労省の「医療情報ガイドライン」では、2027年時点で稼働が想定される医療情報システムを新規で導入、更新するタイミングで二要素認証の採用が求められている。メドコムによると、二要素認証は、医療情報を扱うPCで対策済みや対策予定の医療機関が多い一方で、スマホの二要素認証ではアプリケーションごとで事業者に個別に依頼するしか方法がなく、スマホ全体のアプリケーションに二要素認証を行うサービスなかったという。



一方、iPhone対応では、iOS版のアプリを提供し、利用できるようにする。iOS版アプリでは、ホーム画面のウィジェットを使ったログイン・ログアウト機能や、トップ画面からダイレクトにアクセスできるようアイコンの個別化、お知らせ件名をトップ画面に表示し、重要なお知らせを見逃がさないようレイアウトした。
これまで病院専用スマホ「メドコム」は、2025年の3月時点で、導入予定含む導入病院数が89病院、利用者数は5万人を突破した。これまではAndroid版のみを提供していたが、iPhoneにも対応することで、利用する病院をさらに広げる。
今後は、電子カルテやチャットなど、さまざまなアプリとSSO(シングルサイオン)連携するサービスも2025年内に開始する。同社では医療機関向けスマートフォン全体の二要素認識とSSOの機能を提供するサービスは日本初としている。