東和エンジニアリング、オンライン医療通訳サービスで専用アプリの提供開始

オンライン医療通訳サービス「Medi-Way(メディウェイ)」

ITシステムの企画やコンサルティングなどの東和エンジニアリング(東京・千代田区)は11月7日、オンライン医療通訳サービス「Medi-Way(メディウェイ)」で、専用アプリ「Medi-Wayアプリ」の提供を開始したと発表した。

「Medi-Way」は、医療通訳専門の通訳者が24時間、365日でビデオ通訳や電話通訳を提供するサービス。事前予約は不要で専用タブレットを使って利用する。

「Medi-Way」のサービス概要
「Medi-Way」のサービス概要

「ビデオ通訳」は、英語、中国語、スペイン語、ポルトガル語、韓国語、ベトナム語、ネパール語に対応。「電話通訳」は、英語、中国語、スペイン語、ポルトガル語、韓国語、タイ語、ロシア語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、ネパール語、ベトナム語、タガログ語、インドネシア語、マレー語、クメール語、ミャンマー語、モンゴル語、シンハラ語、ヒンディー語、ベンガル語、ウルドゥー語に対応する。今回、インド、パキスタン、フィジーの公用語でヒンドゥスターニー語の一つであるウルドゥー語を電話通訳で新たに追加した。

「Medi-Wayアプリ」は、ウェブブラウザー上のボタン操作で言語を選択すれば、通訳者と、即座に接続できるサービス。アプリの提供で、これまで必要だった専用タブレットが不要になり、ユーザーが自身のタブレットやスマートフォンからの接続を可能にすることで利便性を向上させた。「Medi-Way」は、病院や企業、自治体が利用している。東和エンジニアリングでは、アプリをきっかけにクリニックなどでの導入を見込む。今後は、個人向けサービスの提供も視野に入れている。