パルシベイト、定額・使い放題の電子カルテ自動作成システムの提供開始
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AI(人工知能)ソリューションのパルシベイト(東京・中央区)は9月8日、電子カルテ記載の効率化システム「Swift SOAP(スウィフトソープ)」の提供を開始したと発表した。定額・使い放題で、ユーザーの医師1名あたり月額1万6500円(税込)で利用できる。

「Swift SOAP」は、音声認識AIと生成AIを組み合わせた、電子カルテ原稿自動作成システム。診察時にiPhoneかはiPadの音声取得機器上の「Swift SOAPアプリ」で録音を開始すると、音声認識AIがリアルタイムで会話を文字起こしし、録音終了後に生成AIがSOAP形式に要約する。

その後、10秒程度で電子カルテ用PCにSOAP形式の要約文章が届き、医師は確認後電子カルテに貼り付けられる。そのため、電子カルテ作成の効率化や、それに伴う医師の負担軽減が図れるという。クラウド型とオンプレミス型の電子カルテ全てで共用できる。
サービスの利用方法
同社では今後、システムの高度化に加え、医師以外の医療現場関係者に向けた新規サービスの開発にも取り組むとしている。