戸畑共立病院、ユビーの生成AI導入で診断書作成時間を半減
掲載日:

Ubie(ユビー、東京・中央区)は8月27日、戸畑共立病院(福岡・北九州市)が生成AI(人工知能)「ユビー生成AI」を導入し、月間で約400件ある診断書の作成時間を50%削減したと発表した。
戸畑共立病院は、福岡県北九州市戸畑区で救急告示病院、地域医療支援病院などの指定を受ける地域医療の中核病院。近年は、医療の質向上と効率化を目指したDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進と、医師の働き方改革を始めとした労働環境改善に積極的に取り組んでいる。一方で、医師以外の医療従事者には依然として多くの時間と労力が必要な業務が存在していた。
そこで、医療従事者が本来注力すべき患者ケアや専門性の高い業務により多くの時間を充てられる環境整備のため、生成AIを活用に着目。文書作成業務を効率化する「ユビー生成AI」の導入を決めた。
同院では「ユビー生成AI」をドクターズクラーク、看護部門、リハビリテーション科など、幅広い職種で活用。診断書1件あたりの作成時間を約40分から約20分と50%削減した。また、ドクターズクラークでは、これまで2名の書類作成専任スタッフが月間約400件の診断書作成業務を担当していたが、専任スタッフの退職後、人員を確保できない状態でも「ユビー生成AI」で、25名の既存スタッフが業務を継続できているという。
今後は、看護部門の全病棟や系列のリハビリテーション病院への導入も進め、グループ全体での活用を拡大する。また、電子カルテの記録ルールを生成AI活用に最適化し、データ抽出から文書生成までを自動化することで、医療従事者の業務効率化と患者ケアの質向上を目指す。