NTTプレシジョンメディシン、PRiME-Rと医療文書の構造化・自動生成システム開発
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NTTプレシジョンメディシン(東京・千代田区)は10月29日、新医療リアルワールドデータ研究機構(PRiME-R、京都市)と、電子カルテ「movacal.hospital(モバカルホスピタル)」と「movacal.net(モバカルネット)」でLLM(大規模言語モデル)を使った医療文書の構造化と自動生成機能システムの共同研究開発を行うと発表した。
共同研究開発では、LLMを使った電子カルテデータの構造化と退院時サマリなどの半自動生成に取り組む。クラウド型電子カルテサービスをするNTTプレシジョンメディシンとLLMを使った医療データの構造化、文章作成機能などを研究するPRiME-Rがそれぞれ得意とする技術を持ち寄り開発を進める。
2025年度の実用化とサービス提供開始を目指す。2024年度中にはシステムのプロトタイピングモデルを使った医療機関でのトライアルを開始する予定で、トライアルに参加する医療機関も募集する。